2024年1月に発生した能登半島地震。土砂崩れなどの深刻な被害を受けた、石川県沿岸部の国道249号は今も復旧に向けて工事が進んでいます。国土交通省 能登復興事務所の公式X(@mlit_notofukkou)は、土砂崩落で埋まっていた逢坂トンネル工区の工事進捗を報告しました。土砂の撤去が進んで坑口が開き、発生から約2年5ヶ月ぶりにトンネル内に光が差しました。現在の沿岸迂回路は波浪等の影響を受けやすいため、今回の開通は悪天候時でも途絶えない交通網の確保に向けた大きな前進となります。
■迂回路の課題とトンネル復旧の目的
石川県輪島市と珠洲市を走る国道249号。地震による甚大な被害を受け、復旧に向けて約53kmの区間工事が始まりました。復旧工事は5ヶ所の工区に分かれており、今回の逢坂トンネル工区もその1つです。
地震発生時の土砂崩落により、逢坂トンネルは埋没し長らく通行止めとなっていました。2024年12月27日に、トンネルの迂回路として沿岸部に緊急車両や地元住民が走行できる1車線が新たに設けられました。さらに、2025年12月23日には、緊急復旧道路等を活用した一般車両の通行も可能となりました。しかし、沿岸部の迂回路であるため、地震発生時や波浪、異常気象時等は通行止めとなる場合があり、天候の影響を受けやすい環境でした。最終的に同工区においては、新たなトンネルを内陸に掘る別線復旧を目指しています。本格的な別線が完成するまでの間、悪天候に強い仮ルートとして既存トンネルを活用するべく、今回の土砂撤去や補修といった応急復旧工事が進められています。
同事務所の公式Xによると、これまでに撤去した土砂は25mプール約530杯分に相当する約16万立方メートルとなり、地道な工事が続けられています。5ヶ所の工区すべてにおける全線復旧は2029年春の予定です。
■工事関係者への感謝の声
この投稿に対しコメント欄では、「希望の光」「光が射したときに感動しました」と、長らく埋まっていたトンネル復旧の兆しへの喜びや、工事関係者への感謝の声が寄せられています。
また、同事務所は悪天候に左右されない交通確保に向けて引き続き尽力する姿勢を示しており、ユーザーからも「引き続き、安全第一でお願いします!」と、復旧を待ち望む声があがっています。
▽出典:国土交通省 能登復興事務所公式X/【#国道249号 逢坂トンネル】
























