明石

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開店準備をする店主兼バーテンダーの林さん=明石市東仲ノ町
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開店準備をする店主兼バーテンダーの林さん=明石市東仲ノ町

■人つなぐ酒早く日常を

 酒は人と人とをつなぐもの。新型コロナウイルス禍の緊急事態宣言などで、まるで酒を飲むこと自体が悪いイメージになってしまったことが本当に悲しい。

 大学生の時、「夜の世界ってどんなんやろ」との好奇心から、酒も飲めないのに神戸の老舗バーでアルバイトを始めた。10年間修業し、2018年に明石で開業した。

 「酒とたばこはセット」と言われる中、あえて店内は禁煙に。それが時代にも合ったのか、開店から1年でようやく常連らしい客がぽつぽつできた頃に新型コロナ。この2年間でまともに営業できたのは実感では3、4カ月くらい。オープン3年目の売り上げは、オープン当初に戻った。

 休業支援金も申請した。でも、すぐには振り込まれない。家賃など毎月の固定費が払えなくては廃業しかない。妻(37)がフルタイムで働いていたので生活は何とか…。

 一方で子どもたちと一緒に食べ、遊び、寝る。そんな当たり前の時間に幸せを感じもした。コロナ下ですっかり昼型人間になったので、バーテンダーとしては大丈夫かな。

 感染対策や休業補償の充実も大事なのは分かるけど、酒が人と人とをつなぐ、そんな日常に早く戻ってほしい。「ウィズコロナ」とか「新しい日常」とか言うけど、変えてはいけないものもある。そんな文化を守ってほしい。(小西隆久)

【バックナンバー】
(1)就労支援施設に通う障害者・福田剛さん(47)=明石市

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