華やかに庭を彩るボタン=薬師院
華やかに庭を彩るボタン=薬師院

 「ぼたん寺」として知られる薬師院(明石市魚住町西岡)で、今年もボタン園が開園した。早咲きのピンク色の花が満開を迎え、庭を鮮やかに彩っている。園庭の公開は5月1日までの予定。(赤松沙和)

 同寺のボタンは、明治時代の初期、当時の住職が薬草として中国から輸入したのが始まりとされる。長年近隣の檀家(だんか)らによるボランティアが植え替えや草引きなどの手入れをし、現在は約50種2千本を栽培している。