放火するため、ペットボトルに灯油のような液体を入れて用意したとして、兵庫県警神戸北署は３０日、放火予備の疑いで、神戸市北区の派遣社員の男（５４）を現行犯逮捕した。調べに「本当に火を付けるつもりはなかった」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は同日午後０時４０分ごろ、同区内の自宅で、５００ミリリットルのペットボトル３本に灯油のような液体を移し替えた疑い。
同署によると、４０代の妻から「（夫が）燃やしに行こうとしている。止めて」と１１０番があったという。署員が駆け付けると、男は居間におり、近くにペットボトルが入った手提げかばんがあった。男は「（妻の）友達の家に火を付けると妻に話した」と供述しているという。
