幹内部の腐食が原因で倒れたとみられる木(神戸市提供)
幹内部の腐食が原因で倒れたとみられる木(神戸市提供)

 7日正午ごろ、神戸市中央区三宮町3の市道の街路樹が倒れ、駐車中の乗用車に接触した。ボンネットなどにぶつかり、助手席側のフロントガラスが割れたが、運転席にいた70代の男性にけがはなかった。

 兵庫県警生田署によると、木の高さは約16メートル、直径40センチで、根元から折れた。根腐れの可能性がある。3車線道路のうち2車線をふさぎ、通行規制が行われたが、木は撤去され午後3時ごろに解除されたという。

 近隣の店から「木が倒れ、駐車中の車に接触して車線をふさいでいる」と110番があったという。

 現場は、大丸神戸店北側で、買い物客らでにぎわう商業地。