淡路夢舞台のホテル「グランドニッコー淡路」(奥左)と国際会議場(奥右)=2025年9月、淡路市夢舞台
淡路夢舞台のホテル「グランドニッコー淡路」(奥左)と国際会議場(奥右)=2025年9月、淡路市夢舞台

 兵庫県は13日、売却方針を公表していた複合文化リゾート施設「淡路夢舞台」(淡路市)のホテルや国際会議場などについて、取得して運営する民間事業者の公募を始めた。

 宿泊施設の運営実績が国内で5年以上ある法人やグループを対象に4月27日まで募集し、公募型プロポーザル方式で9月に選定。新事業者による運営開始は来年4月を予定する。

 淡路夢舞台は、淡路島北東部に位置する約28ヘクタールの施設群。建築家の安藤忠雄さんが設計し、2000年に開業した。県の第三セクターが運営。老朽化や維持・修繕費の負担など課題となり、県は昨年12月、民間活力を導入する基本方針を公表していた。

 売却対象はホテル、展望テラス、地下駐車場、国際会議場の土地と建物、関連する事業や資産など。民間ならではの創造力や発想力、ノウハウに期待する。

 温室や野外劇場などは指定管理体制を続け、公の施設として維持する。県や事業者などでつくる運営協議会を設けるといい、県企業庁の梶本修子公営企業管理者は「官民で現状やビジョンを共有し、施設の一体性や公共性を維持していきたい」と話した。(藤森恵一郎)