兵庫県警西宮署は１６日、西宮市内の無職女性（８３）が息子を名乗る男らから示談金名目で現金５００万円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺事件として調べている。
同署によると、１５日午前９時過ぎ、女性宅に息子を名乗る男から「職場の女性を妊娠させてしまった。示談金が必要でいくらか用意してくれないか」とうその電話があった。男は「弁護士のおいっ子が受け取りに行く」と話し、受け渡し場所で同市内のマンションを指定。同日午後１時半ごろ、２０～３０代ぐらいの男が現地に現れ、女性は現金５００万円を手渡したという。
男から弁護士の名刺を受け取る約束だったが立ち去り、不審に思った女性が同署に相談した。
