明石市在住の小説家、河野裕さん(40)のファンタジー小説「彗星(すいせい)を追うヴァンパイア」が第38回山本周五郎賞で次点の高評価を得た。17世紀イングランドを舞台に、ヴァンパイア(吸血鬼)に出会った若い学者が、その存在を学術的に解き明かそうとする中で友情を育む物語。「ヴァンパイアを書きたかった。形にできたら面白いだろうと思い描いてきたものを、高い水準で書けた」と自信をのぞかせる。(安藤真子)
明石市在住の小説家、河野裕さん(40)のファンタジー小説「彗星(すいせい)を追うヴァンパイア」が第38回山本周五郎賞で次点の高評価を得た。17世紀イングランドを舞台に、ヴァンパイア(吸血鬼)に出会った若い学者が、その存在を学術的に解き明かそうとする中で友情を育む物語。「ヴァンパイアを書きたかった。形にできたら面白いだろうと思い描いてきたものを、高い水準で書けた」と自信をのぞかせる。(安藤真子)