引退が決まった対局後、奨励会同期の(左から)長沼洋八段、井上慶太九段と思い出話に花を咲かせる藤原直哉七段=4月22日、関西将棋会館
引退が決まった対局後、奨励会同期の(左から)長沼洋八段、井上慶太九段と思い出話に花を咲かせる藤原直哉七段=4月22日、関西将棋会館

 将棋の藤原直哉七段(60)=神戸市出身、在住=が4月22日、第39期竜王戦6組昇級者決定戦で敗れ、引退した。居飛車党で手厚い攻め将棋の勝負師。尼崎市で約30年間、プロとアマチュアが一緒に腕を磨く研究会「F研」を開くなど、後進育成に尽くしてきた。「子どものころから好きなことを職業にできて、本当に一番幸せ。感謝しかない」。37年間の棋士生活を振り返り、今後の普及に意欲を見せた。(小林伸哉)