クラフトビールを販売する多木化学不動産事業部の社員。2種類のビールを並べるとラベルの人物が乾杯するようになる=加古川市平岡町新在家2
クラフトビールを販売する多木化学不動産事業部の社員。2種類のビールを並べるとラベルの人物が乾杯するようになる=加古川市平岡町新在家2

 肥料メーカーの多木化学(兵庫県加古川市別府町新野辺)がクラフトビールの製造を企画し、完成したビール2種類を2、3日、アリオ加古川(同町緑町)で販売する。同社の肥料で育った酒米「山田錦」を原材料に使い、飲みやすいセゾンと香り豊かなペールエールに仕上げた。「人と人とをつなげるコミュニケーションツールになれば」とPRする。(中川 恵)

 同社の不動産事業部は、本社に近い山陽電鉄別府駅南側一帯の土地などを担当する。地域全体を「心地よい場所」にしようと計画し、くつろぎの場のお供にと昨年夏からクラフトビール造りに乗り出した。

 部を超えたワーキングチームを作り、ビールのコンセプトやデザイン、味を検討。同社らしさを出すために副原料に三木市吉川町産の山田錦を使い、飲みやすく飽きの来ない「味わいのセゾン」と香りにこだわった「香りのペールエール」にした。

 ブランド名は「ダラダラできる」と「ラララ(鼻歌が出るくらい気軽なテイスト)」を掛けて「多(゛)ララ クラフトビール」に決定。担当する奈良由絵さんは「お酒好きな人も飲めない人も一緒になって開発した。どんな人にも愛されるビールになったと思う」と胸を張る。同市内のマイルストーンブルーイング東加古川醸造所(平岡町新在家2)がOEM(相手先ブランドによる生産)で製造する。

 2、3日は「クラフトビールガーデン」と題し、多木化学を含め五つのブルワリーが参加。「多(゛)ララ」は330ミリリットル瓶(限定各300本、1本550円)とカップ(210ミリリットル500円など)で用意し、フランクフルトや唐揚げなどの販売もある。午前10時~午後6時(3日は5時まで)。売り切れ次第終了。同社不動産事業部TEL079・437・6003(イベント当日はつながらない)