大勢の観客で埋まるホール=16日午後、神戸市中央区楠町4、神戸文化ホール(撮影・鈴木雅之)
大勢の観客で埋まるホール=16日午後、神戸市中央区楠町4、神戸文化ホール(撮影・鈴木雅之)

 神戸市が2027年度で補助金の打ち切り方針を決め、存続が危ぶまれているプロオーケストラ「神戸市室内管弦楽団」が16日、神戸市中央区の神戸文化ホール・大ホールで定期演奏会を開いた。「応援したくて来た」「PRが不足していたのでは」-。存続の危機が表面化してから初の定演には、従来の3倍の約1700人が詰めかけ、エールの一方で注文も寄せられた。(大盛周平、安藤真子)

■「今っぽさを取り入れたら」「有名な曲も取り上げて」

 運営する神戸市民文化振興財団が存続への「試金石」と位置付けていた定演。入り口は開演前から観客であふれ、当日券約100枚も完売。楽団関係者は「過去最多では」と声をうわずらせた。