鋼材の前に立つ大和工業の塚本一弘取締役常務執行役員(左)とサステナビリティ経営推進室の駒智之室長=姫路市大津区勘兵衛町5
鋼材の前に立つ大和工業の塚本一弘取締役常務執行役員(左)とサステナビリティ経営推進室の駒智之室長=姫路市大津区勘兵衛町5

 電炉大手の大和工業(姫路市)は、鉄鋼事業を担う中核子会社のヤマトスチール(同)を通じ、製造工程で生じる温室効果ガスの排出量を削減し、削減しきれない分をクレジット(排出枠)の購入などで相殺した「カーボンオフセット」の鋼材の販売を始めた。建築向け主力製品のH形鋼など6製品全てが対象で、「+Green(プラスグリーン)」と銘打って顧客にアピールする。

■排出量を実質ゼロに