兵庫県産鹿もも肉の一口カツのイメージ(神戸阪急提供)
兵庫県産鹿もも肉の一口カツのイメージ(神戸阪急提供)

 ジビエ(野生鳥獣肉)とビールを楽しめる「ジビエンタビアガーデン」が17~25日、神戸市中央区の神戸阪急本館屋上で催される。兵庫県産の鹿肉を使ったメニューを提供。合わせて、ニホンジカなど自然資源の活用・普及を考えるイベント「文鹿祭」も開かれる。

 ニホンジカの肉や革、骨など「丸ごと1頭の活用」に取り組む「メリケンヘッドクォーターズ」(神戸市中央区)が運営する。同社はジビエレストランやアパレル店を展開し、阪急本館内にも店舗がある。

 鹿もも肉の一口カツ(4個900円)、ジビエソーセージセット(3種1800円)などを販売。鶏の唐揚げなどジビエ以外のメニューもある。ドリンクはドイツビール(1瓶900円)を中心に、生ビール(700円)やワイン、ソフトドリンクもある。

 午後4~10時(24日のみ同6~10時)。荒天中止。

 「文鹿祭」はメリケン社などでつくる関係団体が主催する。23日のビアガーデン時間帯と24日午前10時~午後6時に開き、バンド演奏や模擬銃の体験会、野生鳥獣に関連した展示などがある。24日は日中もジビエなど飲食の販売をする。(広岡磨璃)