兵庫県内の上場69社が発表した2024年9月中間決算は、長引く原燃料高や物流費の高騰、不安定な為替相場の影響で、利益面で伸び悩んだ社が目立った。通期では、価格転嫁の進展などで7割を超す50社が増収を予想するものの、純損益の増益・黒字転換を見込むのは35社にとどまる。各社とも、米国のトランプ次期大統領による経済政策の読みづらさや中国景気の先行きを警戒する。
兵庫県内の上場69社が発表した2024年9月中間決算は、長引く原燃料高や物流費の高騰、不安定な為替相場の影響で、利益面で伸び悩んだ社が目立った。通期では、価格転嫁の進展などで7割を超す50社が増収を予想するものの、純損益の増益・黒字転換を見込むのは35社にとどまる。各社とも、米国のトランプ次期大統領による経済政策の読みづらさや中国景気の先行きを警戒する。