菊正宗酒造(神戸市東灘区)は13日、同社初のクラフトビール「Xross(クロス)」を発売した。酒だるに使われる杉の風味が感じられるタイプなど、日本酒メーカーならではの要素を盛り込んだ3種。今後もさまざまな素材を使ってシリーズを増やす。
第1弾として、吉野杉の風味が香る「吉野杉IPA」▽清酒の酵母を麦汁の発酵向けに調整し、バナナのような香りとキレの良さが魅力の「SAKE PALEALE(ペールエール)」▽兵庫県神河町産のユズを使った「兵庫ゆずエール」-の3種類を醸造した。地元ゆかりの素材を使い、今後もクラフトビールの種類を増やしていく。
1659年創業の同社は今年、長い酒造りの伝統を守るための挑戦として「キクマサ クラフトブリュープロジェクト」を始めた。歴史と技術力を生かしたクラフトビールを入り口に、日本酒に興味を持ってもらう狙いがある。クロスは、日本酒で磨いた発酵技術と、既存の枠にとらわれない挑戦の融合を目指す。
規格上は発泡酒で、330ミリリットル入りが638円。公式通販サイトと菊正宗酒造記念館で販売する。同社お客様相談室TEL078・854・1043(谷口夏乃)
























