TOYOTIRE(トーヨータイヤ、伊丹市)が、北米でピックアップトラック向けなど大口径タイヤの売り上げを伸ばした勢いに乗り、欧州市場の開拓を進めている。指揮をとる清水隆史社長は11年前の2015年、免震ゴムのデータ改ざんが発覚した直後に就任した。「すごいプレッシャーがあった」と振り返り、立て直しが進んだいま「欧州で第2の柱をつくり、タイヤの総合力を高める」と話す。(石川 翠)
■「歯を見せるな」
-免震ゴム問題が発覚した当時の状況は。
「タイヤ企画本部長だった。(大阪市にあった)本社の上空を報道ヘリが飛び、社内でブラインドを閉めるようアナウンスが流れた。社外では歯を見せるなとも。免震ゴムの耐用年数は60年。補償にいくらかかるか分からないとも言われた」























