東京電力福島第1原発で汚染水を保管していたフランジ型タンクのうち、最後の1基の解体作業=5月(同社提供)
 東京電力福島第1原発で汚染水を保管していたフランジ型タンクのうち、最後の1基の解体作業=5月(同社提供)

 東京電力は15日、福島第1原発で汚染水を保管していたタンクのうち、部材をボルト締めして組み立てた「フランジ型」という旧型334基の解体を全て終えたと発表した。速やかに設置できる利点があったが、汚染水の漏えいが続発。より安全な「溶接型」への切り替えに伴い、2015年5月から解体を進めてきた。

 フランジ型の最後の1基では、内部にたまっていた高濃度の放射性物質を含んだ汚泥を昨年11月に回収。今年5月に解体作業に着手した。東電の担当者は「約11年かけて進めてきた解体作業を大きなトラブルなく無事完了できた」と述べた。