12日深夜、西宮市北部の中国自動車道西宮山口ジャンクション(JCT)付近で、クマの目撃情報が兵庫県警などに相次いで寄せられた。これを受け、西宮市は13日、危機対策室を初めて設置した。11日には約4キロ北にある神戸市北区道場町でクマの出没が確認されており、西宮市や西宮署は市民らに注意を呼びかけている。
県警高速隊と同署によると、12日午後11時ごろ、西宮市名塩赤坂の路上で、車を運転していた無職の女性(47)が「クマ1頭が歩いている」と110番した。
同日午後11時過ぎにも、同市名塩東久保付近の中国自動車道上り線で、車を運転していた男性会社員(60)が「路肩にクマ1頭がいる」と119番した。
いずれの目撃情報も西宮山口JCTの東側で、住宅街「名塩さくら台」の近くだという。
こうした状況や、神戸市北区でクマ出没が確認されたことを踏まえ、西宮市は危機対策室を設置した。
同市農政課によると、鳥獣に対応し、同室を設けるのは初めてだといい、情報収集や市民らへの注意喚起に取り組む。
13日午前には、目撃情報があった現場付近で、同課職員、猟友会のメンバー、県阪神農林振興事務所職員の4人が調査した。
また、市のホームページや、交流サイトのフェイスブックなどでも、クマの目撃情報について周知。外出する際に注意するよう呼びかけている。
西宮市では数年前、今回と同じ名塩地域でクマが目撃されたという情報が寄せられたことがあったが、個体は確認されなかったという。
























