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東日本、熊本の被災地へ 芦屋でチャリティーコンサート

2021/01/22 05:30

 阪神・淡路大震災で被害の大きかった兵庫県芦屋市から、東日本大震災、熊本地震の被災地に音楽で思いを届ける演奏会「LIGHT HOUSE to the Future」が18日夜、芦屋市業平町の芦屋ルナ・ホールであり、約300人が来場した。

 実行委員会が主催。シンガー・ソングライターの八神純子さん、尾崎裕哉さんをはじめ、地元演奏家や、音楽で東欧の民族融和に取り組む指揮者の柳澤寿男さんらが出演した。

 地球への愛を歌う「Mr.ブルー」などを披露した八神さんは「人と接することがどんなにすてきなことかをコロナは思い出させてくれた。震災復興、コロナ禍の中、心ひとつになり頑張りましょう」と語り掛けた。最後は「しあわせ運べるように」を出演者全員で歌い、全国の被災地に思いをはせた。

 この日、会場で寄せられた総額30万4105円の寄付は、神戸新聞厚生事業団を通じ、福島県と熊本県の被災地に義援金として届けられる。(冨居雅人)

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