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愛称が決まった市オリジナルのサクラの新品種「宮の雛桜」(西宮市提供)
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愛称が決まった市オリジナルのサクラの新品種「宮の雛桜」(西宮市提供)

 市花をサクラにしている兵庫県西宮市は、新たに開発したマメザクラ系新品種について、市民らからの投票の結果、愛称を「宮(みや)の雛桜(ひなざくら)」に決めた。枝切りができ、鉢植えでも育てられるのが特徴で、来年度以降、市内で苗の販売なども予定している。

 サクラの研究を進める市植物生産研究センター(北山緑化植物園内)が、一般家庭でも鉢物で栽培できるようにと、2009年に開発に着手。マメザクラと市オリジナルの品種「夙川舞桜」の交配を12年から始め、5年後に初めて開花した。花は半八重咲き。樹高1メートル足らずで花を付け、枝切りで形状を整えることができる。

 サクラの名前は学識者や市職員らでつくる命名委員会が挙げた8候補の中から投票で選定。市民らから受け付けた有効投票320通のうち、64通が「宮の雛桜」を選んだ。

 同市には、市が独自に増殖させているサクラが「夙川舞桜」「西宮権現平桜」「今津紅寒桜」「越水早咲き」の4品種あるが、交配から育てた品種は「宮の雛桜」が初めてという。今後は苗の販売やふるさと納税の返礼品などへの活用が検討されている。市植物生産研究センターTEL0798・74・5970

(風斗雅博)

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