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石碑の前で、おもちゃの刀を振り上げ、鬼滅の刃の主人公になりきる児童たち=尼崎市立園和小学校
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石碑の前で、おもちゃの刀を振り上げ、鬼滅の刃の主人公になりきる児童たち=尼崎市立園和小学校

 兵庫県尼崎市立園和小学校(同市東園田町4)にある石碑が、人気漫画「鬼滅の刃」ファンの児童たちから注目を集めている。真っ二つに割れた石碑が、作中で主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が一刀両断にした巨石に似ており、児童たちは登場人物になりきって「鬼滅ごっこ」を楽しんでいる。

 鬼滅の刃は、鬼と化した妹を人間に戻すため炭治郎が鬼と闘う物語。幅広い世代から人気を集める。巨石は物語の序盤、炭治郎が鬼狩り集団「鬼殺隊」を目指す修行中に登場し、刀で切る場面は名シーンの一つとされる。

 同小の石碑は縦1メートル横2メートルほど。佐野正信校長によると、100周年記念事業として1993年に設置されたが、タイトルや真っ二つに割れている理由などについて「詳しくは分からない」という。

 ひっそりと正門のそばにあったが、最近は鬼滅ごっこの舞台として一役買う。佐野校長は「コロナ禍で子どもたちの気分が沈むなか、楽しみになっているのならうれしい」とほほ笑む。2年の男児(8)は鬼殺隊の衣装で登校するほどのファンだといい「無一郎が好き。鬼滅ごっこができて楽しい」と目を輝かせていた。(大田将之)

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