兵庫県西宮市戸崎町の武庫川女子大学上甲子園キャンパスで、阪神間モダニズムを象徴する近代化遺産「旧甲子園ホテル(現・甲子園会館)」の意匠を取り入れた新たな学び舎(や)2棟が完成した。「景観建築スタジオ東館」と「同スタジオ西館」。ともに昨年4月に新設された景観建築学科などの学生が授業で使っている。(中川 恵)
阪神間モダニズムは、明治末期から昭和初期にかけて花開いた。その中で、旧甲子園ホテルは米国人建築家フランク・ロイド・ライトの弟子・遠藤新が設計し、1930年に完成。東京の帝国ホテルと並び称された。戦後は進駐軍の宿舎などとして使われ、65年に武庫川学院が譲り受けた。
現在は「甲子園会館」と名前を変え、武庫川女子大学が2006年に開設した建築学科などの学生が授業で使う。20年4月に景観建築学科などを新設したため、校舎2棟を新たに建てることにした。設計・監理は、教員たちが運営する1級建築士事務所「建築・都市デザインスタジオ」が手掛けた。
「旧甲子園ホテルをコピーしたのでは復元にすぎない。私たちの考えを組み込みながら、空間構成の“文法”を継承する必要がある」。建築学部の岡崎甚幸学部長がそう話す。
東・西の両館ともに軒やひさしで陰影を強調し、装飾タイルなどの特徴を取り入れつつ、東館では建物の維持、管理がしやすいようにひさしを瓦から鉄骨に変えるなどの工夫を施した。
東館は甲子園会館の隣に建て、屋根瓦やタイルの装飾などを忠実に再現した。タイルについては校内に窯を設け、学生たちが7千枚超を焼き上げた。室内の木製飾りは、大学院生たちが設計に携わった。
一方、西館はキャンパス内の林を抜けた先に建設しており、甲子園会館とは距離がある。このため、コンクリートで部品を作って組み立てる工法を採用し、現代的な雰囲気を醸し出している。

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