兵庫県尼崎市在住で、僧侶と落語家の“二刀流”で活躍する露の団姫(まるこ)さん(34)が、同市西長洲町2の料亭跡に念願の寺を開いた。コロナ禍で当初の計画より1年以上遅れたが、支援者ら約700人から寄進があり、8年越しの夢をかなえた。寺では訪れた人の悩み相談に応じるほか、定期的に寄席を開くといい、団姫さんは「誰もが心の充電ができる場所に育てていきたい」と話す。(竹本拓也)
寺の開眼供養は7日にあり、出席した関係者約50人を前に、団姫さんが落語を披露した。
チーン、チーン…。仏具の「おりん」を死者たちが鳴らす死後の世界を伝えて、一言を添える。
「これが、本当の“オリン”ピックじゃ」
さらに時事問題に触れて、こうも繰り出した。
「こっちの世界は、マイナンバーやのうて、なんまいだぁや!」
寺は延べ床面積197平方メートルで、悟りを求める志を意味する「道心」から「道心寺」と名付けた。尼崎市随一の日本料理店「割烹(かっぽう)若松」だった3階建てを改装し、2階に本堂、1階にロビーを構える。天台宗の寺としては、阪神間では伊丹市に続く2カ所目で、尼崎市では唯一という。
団姫さんは、古典やオリジナルの仏教落語などを引っ提げて年間250の高座に上がる一方、仏教の布教にも努める。性差や子育てなどをテーマに、キリスト教徒の夫と各地で講演することもある。
「悩みを抱える人のよりどころを持ちたい」と、2014年ごろから自身の活動拠点である尼崎で新寺の構想を描いてきた。生活費を切り詰めながら、自宅を担保に土地と建物を購入。約2年前からクラウドファンディングでも協力を呼び掛け、改装に必要な約3千万円のうち、これまでに2600万円が集まった。
開眼供養では、ヒノキ材で作ったこだわりの「ひのき舞台」を披露し、記念落語会には師匠の露の団四郎さんらも出演。団姫さんはトリを飾った。
「たくさんの人の協力でようやくたどりつけた」。今後、仏事や悩み相談のほか、毎月3、13、23日に縁日寄席を開く予定だ。初回は23日午前11時から。道心寺TEL06・4950・0452

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