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コロナ終息願い巨大折り鶴 不要になったチラシで

2021/08/19 05:30

 新型コロナウイルスの終息を願って作られた巨大折り鶴が、兵庫県宝塚市仁川北2の公益施設「さらら仁川」で展示されている。大空へ羽ばたくように翼を広げる姿は美しく、訪れる利用者を驚かせている。

 コロナの感染拡大で、昨年に続いて今年もイベントの中止が相次いでいるため、同施設で事前に用意した多くのチラシが無駄になった。職員が「もったいない。何かに役立てたい」と折り鶴の制作を発案。7月、職員4人がA4判のチラシ約380枚を5メートル四方の1枚の紙につなぎ合わせる作業から始め、10時間かけて完成させた。

 幅4・8メートル、奥行き1・3メートル、高さ1・75メートル。受付カウンター前で、今月末まで展示する。同施設の職員は「少しでも早く日常が戻り、施設を楽しく使ってもらいたい」と話す。

 午前9時~午後8時。休館日なし。さらら仁川TEL0798・52・7686

(西尾和高)

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