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コンクールで入選した、国内外の作家の絵本原画が並ぶ=西宮市大谷記念美術館
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コンクールで入選した、国内外の作家の絵本原画が並ぶ=西宮市大谷記念美術館
特別展示の壁画には、一般市民も参加して手掛けた鳥のコラージュが飾られた=西宮市大谷記念美術館
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特別展示の壁画には、一般市民も参加して手掛けた鳥のコラージュが飾られた=西宮市大谷記念美術館
阪急西宮北口駅が登場する西岡秀樹さんの作品「まよなかのようちえん」=西宮市大谷記念美術館
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阪急西宮北口駅が登場する西岡秀樹さんの作品「まよなかのようちえん」=西宮市大谷記念美術館

 世界的な絵本原画コンクールの入選作品を紹介する「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が21日、西宮市大谷記念美術館(兵庫県西宮市中浜町)で始まった。日本人8人を含む23の国・地域の作家76組が手掛けた計380点が並ぶ。

 子ども向けの本の国際見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」コンクールは、イラストレーターの登竜門として知られる。その入選作を集めた同館の原画展は、昨年は新型コロナ禍で中止となったが、1978年から続く毎年の人気企画となっている。

 作品は5枚1組で構成され、色鉛筆やパステル、版画など多彩な技法が見られる。西岡秀樹さんの「まよなかのようちえん」は、子ネズミが父親のネコと幼稚園に通う物語で、舞台の一つに西宮市の阪急西宮北口駅が描かれている。

 入選作家の相澤史さんが考案した壁画は、紙でできた鳥のコラージュが目を引く。色紙などが同封された創作キットを、展覧会前に販売。購入した市民ら40人が自宅で作った鳥が、壁画の各所に貼り付けられている。

 学芸員の作花麻帆さん(34)は「絵本の世界に空想を巡らせると、心も軽やかになってきますよ」と話す。9月26日まで。午前10時~午後5時。水曜休館。一般1200円など。同館TEL0798・33・0164

(大田将之)

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