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「電玉」を操り、次々と技を繰り出す小学生=キッザニア甲子園
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「電玉」を操り、次々と技を繰り出す小学生=キッザニア甲子園

 スマートフォンアプリなどと連動させて楽しむけん玉「電玉」の大会が28日、子ども向けの職業・社会体験施設「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市甲子園八番町)で開かれた。小中学生18人が出場し、鍛えた技を競い合った。

 電玉は、内蔵センサーがけんや玉の動きから技を読み取り、オンラインでの対戦を楽しめるほか、インターネットを通じて「けん玉検定」の受講もできる。「eスポーツ」の一つとして大会も開かれている。

 同施設では、夏休みに合わせて電玉の体験ブースを設け、高得点を記録した子どもが大会に出場。小皿、大皿、中皿、けん先の順に玉をまわす「世界一周」や、けん先に玉を挿す「とめけん」などの技を決める度、会場の画面に技名や得点が表示された。

 低学年の部で優勝した同県尼崎市の小学4年の吉村咲希さん(9)は「緊張したけど技を決めることができてほっとした。練習をがんばってよかった」と達成感をにじませた。(大田将之)

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