若者の選挙への関心を高めて投票率を上げようと、兵庫県宝塚市選挙管理委員会は１８～３９歳を対象に期日前投票の立会人を公募している。阪神間８市町の選管では初めての取り組みという。

　これまで立会人について市選管は、市明るい選挙推進協議会のメンバーや委員約８０人に協力を依頼していた。しかし全国的に国政選挙を中心に１０～２０代の投票率は低調で、期日前投票の立会人として選挙に関わることで関心を深めてもらおうと考えた。

　主に立会人は投票所で、有権者が投票用紙を受け取ってから投票するまでの行為が適正かどうかを確認する。市選管は期日前投票の立会人名簿を作成して応募者を４年間登録する。この間に執行される国政、首長選挙などに従事できる人を選任する。

　立会人を務める投票所は市役所１階市民ホールと商業施設「ソリオ１」３階の市文化財団会議室１（栄町２）。市民ホールの勤務時間は午前８時半～午後２時１５分、午後２時１５分～８時で、報酬額はいずれも５８００円。市文化財団会議室１は午前９時～午後２時半と午後２時半～８時で、いずれも５５５０円。

　応募は市内在住で、市の選挙人名簿に登録されていることが条件。市選管ホームページから期日前投票立会人応募申込書をダウンロードし、必要事項を記入して郵送、メールなどで申し込む。持参も可能。市選管ＴＥＬ０７９７・７７・２０３２

（西尾和高）