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「めぐみ広田の大田植え」で田んぼを御神水で清める儀式=西宮市大社町、広田神社
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「めぐみ広田の大田植え」で田んぼを御神水で清める儀式=西宮市大社町、広田神社
「めぐみ広田の大田植え」の参道を交信する行列=西宮市大社町、広田神社
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「めぐみ広田の大田植え」の参道を交信する行列=西宮市大社町、広田神社
「めぐみ広田の大田植え」で苗を植える子どもら=西宮市大社町、広田神社
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「めぐみ広田の大田植え」で苗を植える子どもら=西宮市大社町、広田神社
「めぐみ広田の大田植え」の儀式で植えられた苗=西宮市大社町、広田神社
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「めぐみ広田の大田植え」の儀式で植えられた苗=西宮市大社町、広田神社

 兵庫県西宮市大社町の広田神社で29日、食べ物や自然の恵みに感謝する伝統神事「めぐみ広田の大田植え」があった。コロナ禍で規模を縮小してきたが、今年は本格的に開催。地元の小中学生ら約30人がはかまを身に付け、かさをかぶって田植えに汗を流した。

 500年前から続く神事で、過去には阪神・淡路大震災の被害などで中止した例もある。2015年には、戦前に境内にあった水田を「御饌田」として神社近くの土地に復活させ、行事を続けてきた。

 本殿で豊作祈願を終えた後、花飾りが付いたかさをかぶった「早乙女」や水色のたすきを巻いた「田童」の仮装をした子どもたちが行列を作り、参道を練り歩いた。

 御神水を注いで田んぼを清め、田植えを開始。子どもたちは最初、泥に足を取られて「動けない」「こけそう」と悪戦苦闘したが、真剣な表情で取り組み、最後には慣れた手つきで苗を植えていった。

 小学2年生の男子児童(7)=西宮市=は「泥だらけで足がなかなか抜けなかった。お米を食べるのが楽しみ」と話した。(村上貴浩)

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