NPO法人「認知症予防サポートネット」(兵庫県西宮市)が、認知症予防に特化した高齢者向けの出前講座を続けている。開いた講座は1600回を超え、今年6月には発足から丸12年を迎えた。活動範囲は県外にも拡大し、団塊の世代全員が後期高齢者となる「2025問題」を見据えて精力的に活動している。(大橋凜太郎)
理事長の福田章さん(79)=西宮市=は、製薬会社勤務時代に特定健診に携わり、認知症患者が増加傾向にあることを目の当たりにした。今後社会問題になると予見し、「予防なら専門家じゃなくてもできる」と独学で知識を蓄えるようになった。200冊以上の本を読み込み、勉強会に参加した。
退職後の2010年、「自分のための勉強にとどまらず、社会の役に立つ組織をつくろう」と、勉強会に参加した仲間たちとサポートネットを結成。地元を中心に出前講座を開き、徐々に活動の幅を広げた。初年度の17回から11年度は84回、12年度には200回と引く手あまたに。行政の委託で講座を開くことも増え、福田さんは「市民の意識の高まりに押されて行政も変わった」と実感を込める。
講座の内容は、飽きが来ないようにと工夫を凝らす。日常生活の失敗談などを題材にした「人生カルタ」や、昭和初期の記憶を呼び覚ます「思い出カルタ」、漢字をあしらったカードを並び替えて四字熟語を完成させるゲームなど、多彩なメニューを用意。時には寸劇も交え、楽しみながら予防に役立ててもらう。
今ではケアマネジャーや看護師、介護福祉士ら専門家のメンバーも増え、講座の内容を洗練させ続けている。見据えるのは、団塊の世代全員が75歳以上となる「2025問題」。加齢とともに発症する確率が上がるため、認知症患者がさらに増加する見込みとなっているからだ。
「認知症と診断されれば公的なサービスを受けられるが、一歩手前の状態だと、地域ぐるみの支援が不可欠」と指摘する福田さん。「平均寿命と健康寿命の差を短くするため、活動を続けていきたい」と力を込めた。

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