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大阪-城崎温泉間で運行開始の「銀河」 宝塚駅でも歓迎イベント 市長や園児ら笑顔でおもてなし

2022/07/02 05:30

 JR西日本の長距離特急「WEST EXPRESS(ウエスト エクスプレス)銀河」の運行が大阪-城崎温泉(兵庫県豊岡市)間で始まった1日、宝塚駅でも歓迎イベントがあった。宝塚市内の園児ら約60人が笑顔を振りまき、到着した乗客64人をもてなした。(西尾和高)

 駅ホームに「銀河」の下りが入ってくると、大きな歓声が上がった。山崎晴恵市長らがキャンペーンをPRする横断幕を掲げたり、川面ちどり保育園の園児が手作りのフラッグを振ったりし、構内はにぎやかな雰囲気に包まれた。

 山崎市長は市の観光大使「リボンの騎士サファイア」と共に篠山口駅(丹波篠山市)まで乗り込み、乗客に市発祥の炭酸水「ウィルキンソン タンサン」を無料で配布。特産クッキーなどの販売にも取り組んだ。

 同園の男児(6)は「たくさんの人に手を振っておもてなしできた。銀河に乗って家族で温泉に行きたい」と話した。

 銀河は国鉄時代の「117系」を改造した6両編成。2020年5月にデビューし、京都-出雲間などを運行。現在は旅行会社のツアー企画の一つとして山陰、山陽方面へ運行している。大阪-城崎温泉間では3日まで、福知山線を経由して1日1往復する。

 初日は大阪駅や城崎温泉駅など停車駅6カ所で、出発式などのイベントが開かれた。

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