2024年7月、兵庫県丹波篠山市の工場で回転軸に従業員の男性(34)が巻き込まれて死亡する事故があり、伊丹労働基準監督署は6日、労働安全衛生法違反の疑いで、大阪府東大阪市の紙製品製造業の明文堂と工場の責任者の男性(43)を神戸地検に書類送検した。
書類送検容疑は2024年7月11日、丹波篠山市高屋の同社篠山西紀工場で紙製品の巻取機の回転軸をカバーで覆うなどの巻き込み防止措置を講じなかった疑い。
同労基署によると、回転軸の一部(長さ約50センチ)が露出しており、工程を担当していた男性が巻き込まれ、その場で死亡が確認されたという。

























