店舗が工夫を凝らした講座を用意するイベントをPRする中井晃さん(左)ら=姫路市二階町
店舗が工夫を凝らした講座を用意するイベントをPRする中井晃さん(左)ら=姫路市二階町

 JR姫路駅北の商店街や商業施設の店舗で8月1日、商店主らが夏休み中の小学生へプロの技術や専門知識を伝える「姫路得とくゼミナールKIDS(キッズ)」が始まる。同ゼミナールは市民向けに毎年開く恒例行事だが、対象を児童に限定したのは初めて。約30店舗が協力し、同16日までの期間中に料理や菓子作り、百貨店の仕事体験など多彩な「講座」を用意する。(田中宏樹)

■30店舗が協力「店主らと触れ合いの場に」

 姫路市内の商店街や同市、姫路商工会議所などでつくる「姫路商業まちづくり協議会」と市商店街連合会が、2011年からゼミナールを開催。今回は周辺地域で暮らす若い世代に店舗に親しんでもらおうと、初めて子ども向けに開く。