兵庫県三木市は19日、公用車29台に搭載されたテレビ受信機能付きのカーナビや市役所の議会中継用モニターなど計49台について、NHKと受信契約を結んでおらず、受信料617万円が未払いになっていたと明らかにした。同市は、未払い分を2025年度一般会計補正予算案に盛り込んだ。
同市によると、全国の自治体で公用車の受信料未払いに関する報道が相次ぎ、昨年5月から調査する中で判明。未契約だったのは公用車302台のうち消防車など29台や、市役所に設置した議会中継用モニター15台、市役所の休憩室などに設置したテレビ5台。
市は「公用車ごとの契約が必要との認識が不足していた」と理由を説明。モニターについては「テレビ放送を視聴する目的ではなく、契約は不要と思っていた」、休憩室などのテレビは「受信機の設置場所ごとに契約が必要と認識していなかった」とした。
市は、災害時の情報収集など業務でテレビの視聴が必要な車やモニターなど計19台を除き、アンテナを撤去するなどして放送を受信できないようにしたという。
放送法は、NHKの放送を受信できる設備の設置者に、受信契約を義務づけている。明石市でも昨年11月、同様の受信料未払いが判明している。(小西隆久)























