兵庫県警東灘署は17日、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)とひき逃げの疑いで、大阪府守口市に住む電気工事作業員の男(24)を逮捕した。署の調べに対して「事故を起こして現場から逃げたことは間違いないが、相手にけがはないと思っていた」と話しているという。
逮捕容疑は8月13日午前3時過ぎ、神戸市東灘区魚崎南町8の国道43号交差点で、無免許で軽乗用車を運転して乗用車に接触し、運転していた男性会社員(59)に軽傷を負わせたにもかかわらず、そのまま走り去った疑い。
署は、男の軽乗用車が交差点でUターンしようとして、並走していた乗用車に接触した可能性があるとみている。通りがかりのミニバイクの男性が携帯電話で撮影したナンバープレートなどから車両を特定し、男が関与した疑いが強まったという。