独居の90代女性宅に忍び込んで現金を盗んだ上、9カ月後にも再び盗みに入ろうとしたとして、兵庫県警刑事企画課は24日、窃盗と住居侵入、住居侵入未遂の疑いで、但馬地域の警察署で地域部門に勤める巡査長の男(33)を、神戸地検に書類送検した。県警は同日、男を懲戒免職とした。
書類送検容疑は2024年8月、勤務先の管内にある民家に、無施錠だった寝室の窓から侵入し、現金約63万円の入ったハンドバッグを盗んだ疑い。25年5月、再び金を盗むために寝室の窓から侵入しようとした疑いも持たれている。いずれも午後6時~8時半ごろで、勤務中ではなかった。
監察官室によると、男は2回目の侵入を図った際に網戸が落下して音が鳴ったため、それを取り繕うために、警察官を名乗って玄関から訪問。応対した女性に「網戸が外れていた。最近泥棒が多いので気を付けてください」と防犯指導を装って声をかけていた。
この家では22年5月にも侵入盗の被害があり、男は捜査のため現場を訪れていた。調べに「そのときに無施錠の箇所が多いことを知った」と説明。容疑を認めて「アニメキャラクターのフィギュアを買う金が欲しくて泥棒に入った。申し訳ない」と話している。
一方、24年9月に女性から署へ被害申告があった際に、被害届ではなく遺失届として受理していた40代の男性警部補を、24日付で本部長注意とした。
























