23日午後1~4時ごろ、神戸市や兵庫県明石市の臨海部の広い範囲で「ガス臭い」との通報が警察や消防に相次いだ。大阪ガスなどが原因を調べたが、発生源の特定には至らなかった。神戸市消防局によると、神戸港を行き交うタンカーが荷室の空気を入れ替える「ガス抜き」を行った影響が考えられるという。
神戸、明石市の両消防局によると、午後1時ごろに明石市内で最初の119番が入り、時間を追うごとに通報場所が神戸市垂水、須磨、兵庫、中央、灘区と東へ移っていった。通報は臨海部に集中していたという。
神戸市消防局では神戸港を航行中だったタンカーがガス抜きを行った際にガス臭が風に乗り、陸地に届いた可能性を考慮し、消防艇が臭いの原因を探した。だが多くの船舶が行き交っており、においの元は分からなかったという。
大阪ガスにも同様の通報が神戸、明石の住民から142件寄せられた。同社によると、両市内のガス供給設備に異常は確認されていないという。(門田晋一、杉山雅崇)
























