有料駐車場のゲートで駐車券を取って入庫し、料金が発生しないうちに別の車に乗り換え、同じ駐車券を使って出庫させる-。こんな手口で料金の支払いを免れ、駐車スペースを不正に占拠したとして、兵庫県警灘署は30日、威力業務妨害の疑いで、神戸市灘区の会社経営の男(60)ら2人を逮捕した。
署によると、こうした方法の不正利用が事件化されるのは異例という。
男の逮捕容疑は、従業員の女(57)と共謀して6~7月、同市灘区備後町5の駐車場で、乗用車7台を継続的に駐車スペースに止めて占拠し、管理会社の業務を妨げた疑い。
男らは最大7台の駐車区画を占有。新たに1台を入庫させ、数分の無料時間内に別の1台を出庫させる手口で車を出し入れし、正規の駐車料金を支払っていなかったという。男は事実関係をおおむね認め、従業員について「手伝ってもらっただけ」と共謀を否定している。
昨年8月、管理会社が「不正に出庫する車がある」と署に相談。防犯カメラで特定し、容疑を裏付けた。署は以前から不正を繰り返していたとみている。
この駐車場は月決めと時間に応じて料金を払う一時利用があり、月決め料金は月2万2千円だという。























