初夏の風物詩、「神戸まつり」のメインフェスティバルが17日に迫り、神戸市内で関連イベントが始まった。東灘区では「区まつり」が開かれ、神戸港では手こぎボートによるカッターレースが開催。晴天に恵まれた会場は、市民らでにぎわった。
■東灘で「うはらまつり」 出店や舞台、多彩に
神戸まつりに合わせて市内各地で開かれる「区まつり」の皮切りとして、東灘区住吉宮町3の住吉公園グラウンドで9日、「うはらまつり」があった。会場には飲食やワークショップなど約60店が並び、快晴の下、子どもらがかき氷を頰張りながら会場を巡った。
中でも多くの家族連れの人気を集めたのは体験ブース。区内に工場を構える月島食品工業(東京)は、製造過程で出た廃油を使ってキャンドル作りのワークショップを開いた。東灘区の住吉小2年、野﨑雅琴さん(7)は「キャンドルの材料に触ったらぷるぷるしていて楽しかった。夏に花火をするときに使ってみたい」と笑顔だった。
ステージイベントもあり、日本舞踊やダンスなどに取り組む27団体が出演。キッズオーケストラ「カノンシンフォニエッタ神戸」は、未就学児から大学生までの28人が「カノンロック」や「情熱大陸」など3曲を披露した。
ほか8区の区まつりは16、23、30日に開かれる。(尾仲由莉)
■神戸港カッターレース、息合わせこぐ
手こぎボートで速さを競う「神戸港カッターレース」(神戸新聞社など後援)が10日、中央区の神戸港新港第1突堤の西側海域であった。神戸市内のほか、東京や愛媛など兵庫県外のチームも含め計72チームが参加。初夏の汗ばむ陽気の中、力いっぱいオールをこいだ。
神戸まつりに合わせて神戸観光局などが主催。1979年に市民向けのカッターレースとして全国で初めて開催され、今も続く恒例行事だ。
レースは、男子500メートルと女子300メートルの2部門があり、8人乗りの手こぎボートで競う。1回戦はタイムレースで、上位チームが準決勝へ進出する。
参加者は、チームごとにそろいのシャツを着込んで一致団結。スタートの合図とともに息を合わせてオールをこいだ。
国土交通省神戸運輸監理部のチームで初めて出場した西宮市南甲子園の小川悠さん(28)は「本気でこいだのは高校生の時以来で、腕がパンパンになった。天気が良く、風がないカッター日和で、達成感があった」と話した。(中村有沙)
入賞チームは次の通り。
【男子】①KOBE919②チャレンジ櫂③深江ボーイズ
【女子】①Sisters②MY MOTHERS LADIES③住友倉庫レディース























