境内を埋め尽くす氏子と観衆の中心で、屋台が練り合わせを披露した=三木市岩宮、岩壺神社
境内を埋め尽くす氏子と観衆の中心で、屋台が練り合わせを披露した=三木市岩宮、岩壺神社

 かつて三木城を中心に、五つの街道が交わり栄えた旧三木町。その城下町で実りの秋を彩る岩壺神社(三木市岩宮)の秋季例祭が18、19日にあった。岩宮、大塚、芝町、大手、東條町、滑原の屋台6基が町内を練り歩いて宮入り。若宮八幡宮(同市宿原)の宿原屋台も加わって「総練り」を披露し、熱気に包まれた。(大山伸一郎)

 6地区の屋台は宵宮の18日正午過ぎ、府内町を出発して、湯の山街道などを巡行。神戸電鉄恵比須駅前で宿原地区の屋台と合流し、中央公民館駐車場で豪快な練り合わせを披露して夕方に宮入りした。