神戸新聞社は主に兵庫県内の鉄道駅について、おおむね半径300メートルの路線価最高額(2024年度)を調べ、ランキングにした。初回は京阪神から播州の大動脈と言えるJR東海道・山陽本線(琵琶湖、京都、神戸、山陽線)のうち米原-上郡間81駅のランキングを紹介する。
路線価は贈与税や相続税の課税基準になる土地の評価額で、毎年7月に国税庁が発表する。市街地ではほぼ全ての道路に路線価が設定されているが、土地取引の目安となる公示価格の80%程度に抑えられている。
米原-上郡間で最も路線価が高かったのは、大阪駅前の2024万円で、京都駅前の668万円、三ノ宮駅前の532万円が続いた。兵庫県内の駅は1位、2位を大阪、京都に譲ったものの、上位15駅のうち10駅を占めるなど高値傾向を見せた。
(記事末尾にJR米原-上郡間81駅のランキングと駅順一覧)