活発に議論した三田市高校生議会。再質問を行う議員もいた=市議会議場
活発に議論した三田市高校生議会。再質問を行う議員もいた=市議会議場

 高校生が三田市の幹部に日頃の疑問や市政の課題について聞く「高校生議会」が26日、市議会議場で開かれた。市議会の一般質問に倣った取り組みで、進行役の議長2人を含め市内9校の20人が参加。防災意識の向上策や交流サイト(SNS)による若年層への魅力発信、不登校を含む子どもの居場所づくりなどについて鋭く指摘した。(橋本 薫)

■三田市の公式ユーチューブで配信予定

 投票率が低い若年世代に政治を身近に感じてもらい、まちづくりを主体的に考えるきっかけにしてもらおうと、選挙権年齢が18歳に引き下げられた2015年度に始まり、節目の10回目を迎えた。