理化学研究所(理研)とアルゼンチン国立気象局などが、神戸市中央区にあるスーパーコンピューター「富岳」を活用し、豪雨や洪水など、同国の災害を予測するシステムの開発を進めている。同気象局のセレステ・サウロ長官らが7日、理研計算科学研究センターで富岳を視察し、報道機関に説明した。2027年までにシステム開発や専門人材の育成、住民への防災教育に取り組むとしている。