ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析。「社交儀礼」「百条委員会」などが目立った
ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析。「社交儀礼」「百条委員会」などが目立った

 兵庫県の斎藤元彦知事は24日、県庁で定例会見を開いた。斎藤知事らを告発する文書を作成した元西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題を巡って、記者から質問が相次いだ。人工知能(AI)技術で、会見中に斎藤知事が使った特徴的な言葉を分析した。

 斎藤知事は上郡町の梅田修作町長からワインを受け取ったことについて、「社交儀礼(社交辞令)」を少なくとも13回、「慣例」を同じく14回使い、物品の受け取りを望んだことは社交儀礼であり、井戸敏三前知事時代からの慣例だったと説明した。

 また「PR」と少なくとも21回発言し、物品を受け取ることの正当性を強調した。

 会見には新聞社やテレビ局などの記者、カメラマン計約30人が出席。会見時間は約2時間50分に及び、県広報広聴課によると、ここ数年の定例会見では最長だった。(門田晋一、三宅晃貴)