神戸新聞NEXT

 対話型生成AI(人工知能)の利用について、神戸新聞社が双方向型報道「スクープラボ」などでアンケートをしたところ、頻度を「日常的に」「たまに」と答えた人が7割を超えた。若年世代ほど多く利用し、使い方は調べ物や資料作成だけでなく、日ごろの「話し相手」など多岐にわたった。

 アンケートは、読者の声を聞き取ることを目的に実施。無作為抽出の世論調査とは異なる。11月下旬から12月上旬にLINE(ライン)で呼びかけたり、兵庫県内の大学に協力を求めたりし、計418件の回答があった。

 生成AIの利用について「日常的に」「たまに」と回答した人はそれぞれ148件(35・4%)。年齢別の割合は20代以下が最も高い92・9%。次いで30代=75・0%▽40代=69・4%▽50代=59・8%▽60代=50・8%-で、多くの世代で利用率は半数を超えた。70代以上は43・5%だった。