前橋育英-神戸弘陵 前半、神戸弘陵の池が先制点を決める=31日午後、さいたま市浦和区駒場2、浦和駒場スタジアム(撮影・大田将之)
前橋育英-神戸弘陵 前半、神戸弘陵の池が先制点を決める=31日午後、さいたま市浦和区駒場2、浦和駒場スタジアム(撮影・大田将之)

 サッカーの全国高校選手権第3日は31日、浦和駒場スタジアムなどで2回戦があり、2大会ぶり13度目の出場となる兵庫の神戸弘陵が2-1で前回覇者の前橋育英(群馬)を下し、初戦を突破した。出場した前々回に続く16強入り。昨夏のパリ・パラリンピックを制した車いすラグビー日本代表主将、池透暢を父に持つ池壱樹が前半に2ゴールを挙げた。

 神戸弘陵は前半15分、FKのこぼれ球から池がミドルシュートを突き刺して先制。40分にもロングボールを受けた池が左隅に決めきった。後半31分に1点を返され、終盤は猛攻を受けたが逃げ切った。

 神戸弘陵は1月2日の3回戦で、尚志(福島)と山梨学院の勝者と対戦する。