神戸市灘区の人工スキー場「六甲山スノーパーク」が11月30日、今季の営業を開始した。恒例の「仮装滑走」では、動物やアニメキャラクターのコスプレをしたスキーヤーやスノーボーダーが初滑りを満喫した。
同日時点で整備されたゲレンデは全長約260メートル、幅約15メートルで、積雪は約60センチ。午前9時の気温は1・1度だった。滑走式が始まると、アニメ「ドラゴンボール」の亀仙人や、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などに扮した人がゲレンデにシュプールを描いた。
長さ1メートルほどのスキー板「スキーボード」の愛好仲間と、毎年バナナの仮装で訪れるという大阪市の女性(49)は「寒かったから滑りやすい。また来ます」と笑顔を見せた。
営業は来年3月9日まで。無休。同パークTEL078・891・0366
(井筒裕美)