カクテルの味や技術を競うバーテンダーの全国大会「サントリー ザ・カクテルアワード」で、神戸市内のバーで働く２人が優勝、準優勝を獲得し、神戸勢が上位を独占した。接客で培った情熱を注ぎ込んだ一杯で栄誉をつかんだ２人。バーテンダーという仕事にかける思いを聞いた。（村上貴浩）
昨年１１月に決勝があった大会は飲料メーカーが主催し、３０回目。全国から約３５０人のバーテンダーが参加し、「サヴォイオマージュ」（神戸市中央区）の森崎和哉さん（４７）が優勝、「バー スロッピージョー」（同）の生田理実（りみ）さん（３１）が準優勝に輝いた。
大会のテーマは「次世代の飲み人に届けたいカクテル」。同メーカー製品を使った創作カクテルを競い合った。審査員が味や見栄え、独創性に加え、スプーンやシェーカーの扱い方など細部までチェックする。
