過重労働やハラスメントによって精神疾患を発症したとして、兵庫県内で労災を申請した件数が2023年度に122件あり、都道府県別の公表を始めた06年度以降で最も多かったことが、厚生労働省のまとめで分かった。兵庫では増加傾向が続き、10年前から7割近く増えた。自死を選ぶ事例もみられ、強い心理的な負荷を感じる職場環境が改めて浮き彫りとなった。(千葉翔大)
過重労働やハラスメントによって精神疾患を発症したとして、兵庫県内で労災を申請した件数が2023年度に122件あり、都道府県別の公表を始めた06年度以降で最も多かったことが、厚生労働省のまとめで分かった。兵庫では増加傾向が続き、10年前から7割近く増えた。自死を選ぶ事例もみられ、強い心理的な負荷を感じる職場環境が改めて浮き彫りとなった。(千葉翔大)