ゴールデンウイーク(GW)終盤の5日、古里や行楽地からのUターンラッシュが本格化した。兵庫県内の高速道路では上り線を中心に混雑し、神戸淡路鳴門自動車道では最大で40キロ以上の渋滞が発生した。連休最終日の6日も一部で混雑が予想されている。
日本道路交通情報センターによると、午後8時時点で、同自動車道の上り線では、舞子トンネル出口付近を先頭に津名一宮インターチェンジ(IC)付近まで34キロの渋滞となった。
新名神高速道路上り線は、六石山トンネル付近を先頭に8キロと道場トンネル付近を先頭に3キロ、中国自動車道でも宝塚西トンネル出口付近を先頭に12キロの車列が生じていた。
JR東海によると、東海道新幹線は5日午後、東京行き「のぞみ」の指定席はほぼ満席となった。4月25日から5月6日までのGW期間、東海道・山陽新幹線「のぞみ」は全席指定となっている。(中村有沙)