モーママさんらが用意した食料を並んで受け取る避難者=4月、ミャンマー中部マンダレー(PHD協会提供)
モーママさんらが用意した食料を並んで受け取る避難者=4月、ミャンマー中部マンダレー(PHD協会提供)

 ミャンマー地震の発生から1カ月半になる。猛暑の中、過酷な避難生活を強いられる人はまだ多い。アジアや太平洋地域から研修生を受け入れる「PHD協会」(神戸市長田区)で農業などの研修を受け、現在は震源地に近いマンダレー近郊に住むモーママさん(33)は、被災者への食料配布などの支援に携わる。「多くの人にミャンマーを助けてもらいたい」と呼びかける。

■PHD協会で農業研修

 モーママさんは2013年度の研修生。マンダレー南東部の村で、三輪タクシーの運転手の夫、生後10カ月の息子と暮らしている。

 地震が発生した3月28日午後、屋外の炊事場で皿を洗っていた時に「ゴオー」という音が聞こえ、激震に襲われた。その10分後にも大きな揺れに見舞われ、近くにいた息子を抱きしめながら「早く収まって」と願ったという。